ここのところ暖かく…いや、暑かった関東平野も今日は一転して肌寒い雨に。
花冷えというやつですね。
気温の変化が激しい季節だから体調に気をつけないといかんです> <;;。
さて、実はPASOTAさんがFタイプの中古ミッションを洗浄がてらバラし始めていて、現在いい感じで動きが観察できる状態にあるということで、先の日曜日に勉強会をしてくださいました。
勉強しに集まった面々^^。
私はミッションに関しては上蓋から中を覗いたことしかなく、マニュアルなどを見てもギアだらけで、
「えへ…何がなんだかさっぱりじゃ!」
状態なのだけれど、実物を見ることができるとなると話しは別で興味津々!
最初はどれがどのギアでどうなってるのかわからなかったけど、皆であーだこーだ動かしているうちに
「なるほど、これが動いてこうなるのか。」
とか、
「ギアチェンジで『カコココ』と鳴ったりするのはそこの部分か!」
などということくらいまでは理解できる様になりました。
いや〜、実物を見て弄るってやっぱり理解が進みますね^^。
PASOTAさん、ありがとうございました!
今回の収穫は大きく、と〜っても良い勉強になりました。
*ミッションっていったいどうなってるの?という、私と同レベルの人向けの「こんな感じだったよー。」的な内容なので、詳しい人や詳しいことを知りたい人はスルーしてください。
*初めて見聞きする様な部品ばかりなので、マニュアルを見ながら部品名称を記載しましたが、もしかしたら間違っているかも…詳しくはマニュアルなどで確認してください。
*詳しいことはまだまだわからないし、知識も不足しているので、今回の内容以上の質問されてもお答えはできません。
*以下、素人がわかった範囲での内容です。
ということで今回は
Fタイプミッションの勉強会
でございます。
*メンテナンスじゃないけどメンテナンスコーナーに置いておきます。
500Fのミッション。
横倒しになってるけど写真は、
←クラッチ側|シフトレバー側→
という向き。
上の写真とマニュアルの図では
左右逆向きだけど、
今回は赤で囲った部分のお話しで
・
・
・
[写真A]
どうやら部品名称と役割は
こういうことらしい…。
いや、
マニュアルを読むと
この多くの聞きなれない、
そして舌を噛みそうな部品名の時点で
「…無理!」
ってなるのだけど、
実物を見ると
俄然覚える気になれるもんですねw。
[図A]
手持ちのマニュアルに
ちょうど同じ所を見ている
図があったので参考までに。
それにしても英語表記のマニュアルと
日本語標記のパーツリストなどを
見比べると、
部品の呼び名が結構違うもんですね。
シフトフォークシャフトは英語表記だと
ストライカーロッドになってるし。
プロのや詳しい方々には
通じるのでしょうけど、
こういったことも素人には壁。
知りたいならば慣れねば…。
うむ。
[写真B]
シフトレバー側はこう。
なるほど、
シフトフォークシャフトの並びは
シフトレバーを動かすのと
同じ並びなのね。
[図B]
シフトレバー、
シフトフォークレバー(ギアセレクター)、
シフトフォークシャフトとの関係。
シフトフォークシャフトは、1速2速用、3速4速用、リバース用の3本があり、それぞれにスライディングスリーブや、スライディングギアを動かすためのシフトフォークが付いている。[図B]
因みにシフトフォークシャフトの1速2速用、3速4速用は前後に動き、リバースは後方へしか動かない(バックギアに入れる時はシフトレバーを後方へしか動かさないため)。
例えば2速の場合だと…
シフトレバーを2速に入れる。
↓
シフトフォークレバーが1速2速シフトフォークシャフトを後方へ動かす。[図B][写真B]
↓
シフトフォークシャフトに連動してシフトフォークが2速用スライディングスリーブを後方へ動かす事で、2速ドリブンギアがシャシフトに固定されて動力を伝える。[写真B]
という仕組みである、ということまでは理解しました。
[写真C]
クラッチ側
(デファレンシャルギア側)
の写真。
エンジンの回転がクラッチを介して
メインシャフトに伝わり回転する。
当然、
クラッチを切った状態だと
メインシャフトに回転は伝わらない。
[図C]
*[写真B][図B][写真C]も参照。
13=2速ドリブンギア
14=2速スライディングスリーブ
19=メインシャフト(クラッチシャフト)。
25,26=1速2速シフトフォークシャフトと
シフトフォーク。
27,28=リバースシフトフォークシャフトと
シフトフォーク。
29.30=3速4速シフトフォークシャフトと
シフトフォーク。
31=シフトフォークレバー。
という用語と仕組みを踏まえて、
あれこれ弄ってみている動画がこちら
・
・
・
グダグダだけど
ワイワイ楽しい勉強でした。
(ただ遊んでるだけっぽいぞw)
少しは伝わると良いのですが、
やはり実物を見ないと
頭に入らないですよね^^;;。
そうそう、動画内の
『シフトフォークシャフトの位置を
固定するためのボールと
抑えスプリング』
というのはこちら。
・
・
・
ミッションケースに挿さっている
3本のシフトフォークシャフト
(ストライカーロッド)には、
それぞれ数カ所に溝があり、
ニュートラルとそれぞれのギアの位置で
ボールと抑えのスプリングによって
ロックされる様になっています。
このボールとスプリングを
外してあったために、
シャフトの位置が定まらず
「あれ?何速?」となっていたのでしたw。
そんなこんなで時間が経ち、
16時半になったけどこの明るさ。
遊んでる時間もつい長くなりますね。
うーん、家に置き場があれば予備と勉強用にミッション欲しいなぁ。
あと予備のエンジンもねw。
Fタイプミッションの勉強会_END