Quantcast
Channel: Memory and Experience ~Cinquecento syndrome~
Viewing all articles
Browse latest Browse all 415

Fタイプミッションの勉強会

$
0
0

ここのところ暖かく…いや、暑かった関東平野も今日は一転して肌寒い雨に。

花冷えというやつですね。

気温の変化が激しい季節だから体調に気をつけないといかんです> <;;。

 

 

 

さて、実はPASOTAさんがFタイプの中古ミッションを洗浄がてらバラし始めていて、現在いい感じで動きが観察できる状態にあるということで、先の日曜日に勉強会をしてくださいました。

 

 

 

勉強しに集まった面々^^。

 

 

 

私はミッションに関しては上蓋から中を覗いたことしかなく、マニュアルなどを見てもギアだらけで、

「えへ…何がなんだかさっぱりじゃ!」

笑い泣き笑い

状態なのだけれど、実物を見ることができるとなると話しは別で興味津々!

最初はどれがどのギアでどうなってるのかわからなかったけど、皆であーだこーだ動かしているうちに

「なるほど、これが動いてこうなるのか。」

とか、

「ギアチェンジで『カコココ』と鳴ったりするのはそこの部分か!」

などということくらいまでは理解できる様になりました。

いや〜、実物を見て弄るってやっぱり理解が進みますね^^。

PASOTAさん、ありがとうございました!

今回の収穫は大きく、と〜っても良い勉強になりました。

 

 

*ミッションっていったいどうなってるの?という、私と同レベルの人向けの「こんな感じだったよー。」的な内容なので、詳しい人や詳しいことを知りたい人はスルーしてください。

 

*初めて見聞きする様な部品ばかりなので、マニュアルを見ながら部品名称を記載しましたが、もしかしたら間違っているかも…詳しくはマニュアルなどで確認してください。

 

*詳しいことはまだまだわからないし、知識も不足しているので、今回の内容以上の質問されてもお答えはできません。

 

*以下、素人がわかった範囲での内容です。

 

 

 

ということで今回は

Fタイプミッションの勉強会

でございます。

 

*メンテナンスじゃないけどメンテナンスコーナーに置いておきます。

 

 

 

500Fのミッション。

横倒しになってるけど写真は、

←クラッチ側|シフトレバー側→

という向き。

 

 

 

上の写真とマニュアルの図では

左右逆向きだけど、

今回は赤で囲った部分のお話しで

[写真A]

どうやら部品名称と役割は

こういうことらしい…。

 

いや、

マニュアルを読むと

この多くの聞きなれない、

そして舌を噛みそうな部品名の時点で

「…無理!」

ゲローあせる

ってなるのだけど、

実物を見ると

俄然覚える気になれるもんですねw。

 

 

 

[図A]

手持ちのマニュアルに

ちょうど同じ所を見ている

図があったので参考までに。

 

それにしても英語表記のマニュアルと

日本語標記のパーツリストなどを

見比べると、

部品の呼び名が結構違うもんですね。

シフトフォークシャフトは英語表記だと

ストライカーロッドになってるし。

プロのや詳しい方々には

通じるのでしょうけど、

こういったことも素人には壁。

知りたいならば慣れねば…。

うむ。

 

 

 

[写真B]

シフトレバー側はこう。

なるほど、

シフトフォークシャフトの並びは

シフトレバーを動かすのと

同じ並びなのね。

 

 

 

[図B]

シフトレバー、

シフトフォークレバー(ギアセレクター)、

シフトフォークシャフトとの関係。

 

 

 

シフトフォークシャフトは、1速2速用、3速4速用、リバース用の3本があり、それぞれにスライディングスリーブや、スライディングギアを動かすためのシフトフォークが付いている。[図B]

因みにシフトフォークシャフトの1速2速用、3速4速用は前後に動き、リバースは後方へしか動かない(バックギアに入れる時はシフトレバーを後方へしか動かさないため)。

 

例えば2速の場合だと…

シフトレバーを2速に入れる。

シフトフォークレバーが1速2速シフトフォークシャフトを後方へ動かす。[図B][写真B]

シフトフォークシャフトに連動してシフトフォークが2速用スライディングスリーブを後方へ動かす事で、2速ドリブンギアがシャシフトに固定されて動力を伝える。[写真B]

 

という仕組みである、ということまでは理解しました。

 

 

 

[写真C]

クラッチ側

(デファレンシャルギア側)

の写真。

エンジンの回転がクラッチを介して

メインシャフトに伝わり回転する。

当然、

クラッチを切った状態だと

メインシャフトに回転は伝わらない。

 

 

 

[図C]

*[写真B][図B][写真C]も参照。

 

13=2速ドリブンギア

 

14=2速スライディングスリーブ

 

19=メインシャフト(クラッチシャフト)。

 

25,26=1速2速シフトフォークシャフトと

シフトフォーク。

 

27,28=リバースシフトフォークシャフトと

シフトフォーク。

 

29.30=3速4速シフトフォークシャフトと

シフトフォーク。

 

31=シフトフォークレバー。

 

という用語と仕組みを踏まえて、

あれこれ弄ってみている動画がこちら

グダグダだけど

ワイワイ楽しい勉強でした。

(ただ遊んでるだけっぽいぞw)

少しは伝わると良いのですが、

やはり実物を見ないと

頭に入らないですよね^^;;。

 

そうそう、動画内の

『シフトフォークシャフトの位置を

固定するためのボールと

抑えスプリング』

というのはこちら。

ミッションケースに挿さっている

3本のシフトフォークシャフト

(ストライカーロッド)には、

それぞれ数カ所に溝があり、

ニュートラルとそれぞれのギアの位置で

ボールと抑えのスプリングによって

ロックされる様になっています。

このボールとスプリングを

外してあったために、

シャフトの位置が定まらず

「あれ?何速?」となっていたのでしたw。

 

 

 

 

そんなこんなで時間が経ち、

16時半になったけどこの明るさ。

遊んでる時間もつい長くなりますね。

ニヒヒ

 

 

 

うーん、家に置き場があれば予備と勉強用にミッション欲しいなぁ。

あと予備のエンジンもねw。

 

 

 

Fタイプミッションの勉強会_END


Viewing all articles
Browse latest Browse all 415

Latest Images

Trending Articles